2017/06/13

今回の旅で色々考察・思案したことがあったのでそれをざっくりとまとめます。

今日は1日目。

まず鉄道博物館。

これに関してはただただ勉強になったしおもしろかったです。

子どもと一緒に行くとすごい楽しめると思いますし、けっこうメカ的なギミックも多いので鉄道に特に興味のない子どもでも面白がるんじゃないでしょうか。

気になった点としては客層ですね。

意外と外国人がいたということ、女性の一人もしくは女性だけのグループも何組か見かけたことです。

海外における日本の鉄道技術やセンスってどう映っているんでしょうか?

廃線や未成線は?

鉄オタっているのでしょうか?

色々気になりましたし、もしかしたら意外なコンテンツとして地方でも活用できるかもしれません。

また女性鉄を対象にしたサービスもおもしろそうですよね。

男性鉄に比べると市場は小さいかもしれませんが、けっこう男目線のサービスとかが多いので。

 

東武動物公園と『けものフレンズコラボ』についてです。

まずこれは聖地巡礼なのか?です。

従来的な聖地巡礼の定義は「アニメや漫画で作中に登場したロケ地や作者ら所縁の地に赴くこと」なのですが、東武動物公園とけものフレンズの接点はというと、飼育員さんが何人か登場したことくらいです。

なので東武動物公園はあくまでコラボ企画であり、聖地巡礼ではないように思えます。

ただし、コンテンツツーリズムという観点だとどうでしょうか。

コンテンツツーリズムの定義は「物語が付与された土地や建物、地域に行き、五感を通じて物語世界を体感すること」です。

今回のコラボ企画における、作品内で実際に解説していた飼育員さんの動物ガイドというのは、その飼育員さんに『けものフレンズ』の物語が付与されているように思えます。

そしてその飼育員さんがいる東武動物公園に赴くという旅行行動はコンテンツツーリズムであると言えるのです。

物語が土地や地域に付与されるということは、付加価値であるともいえます。

つまり飼育員さんは「『けものフレンズ』に登場した」という価値が付加され、東武動物公園には「『けものフレンズ』に登場した飼育員さんがいる」という価値が付加されます。

この付加価値により、例えば休日に家族で行く動物園を選択する際に選択される可能性が高まりますし、アニメファンが休日旅行する際の選択肢に入るようになります。

そして飼育員さんの人気たるや。

私もツーショット写真を撮らせていただきましたが、他にも写真撮影やサインを求められていたり本当にアイドルみたいな人気でした。

実はたまたまなのですがアイドル、しかも私がけっこう好きな方のCD販売記念イベントが大宮駅であったのに遭遇したのですが、その何倍、もしかしたら10倍以上の人が集まっていたのを見ると、アニメ効果のすごさが伺えました。

さらにおもしろかったのは、この作品を通じて動物に対する関心や知識が高まったと言う事です。

飼育員さんのガイドで質問があったのですが、動物の生態に関するかなり難しい質問をされているファンの方が多くいらっしゃいました。

これっておそらく作品から動物のことが気になりだし、色々調べていった結果動物に詳しくなったのだと思うのです。

これを地域に置き換えれば、作品を通じて地域に関心を持ってもらうことができそうです。

今回の価値付与のプロセスでおもしろい所は、単純な作品→地域ではないところですね。

作品→作品に関連した人→その人に関連した地域(場所)というのが今回のけものフレンズツーリズムにおける価値付与プロセスになります。

これはアイドルツーリズムにも共通していて、作品ではなく特定の人の歴史・時間・経験というコンテンツを体感するために所縁の地へと足を運ぶのがアイドルツーリズムというコンテンツツーリズムです。

『けものフレンズ』と東武動物公園のコラボはアニメ聖地巡礼よりもアイドルツーリズムに近いのではないか?という感想を持ちました。

 

以上です。

2日目はアイドルを堪能しまくった話です。